「読む」ことの困難とは?

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「読む」ことの困難とは?(4)

配慮すべき点について、児童生徒の立場からすると、音声教材を「使いたい」と思う子どもが使うということです。大人、教員から使うことを強制しないことで、使う判断は児童生徒に委ねるということです。
一方、大人や教員の立場からすると、音声教材を使うことについて、メガネや補聴器と同じ扱いをすることです。
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教員の中には、本人が使いたいと言っても、「保護者からの要望、お願いがないのに使わせることはできない」と頑なに拒む教員がいます。今や児童生徒一人一台のPCやタブレット端末配布が実現し、それらを自宅に持ち帰って利用することも推奨している文科省の方針に相反するものです。教員個人の思想が児童生徒の将来を奪っていることを自覚してほしいものです。人権教育や道徳教育を謳う教員には、特に自戒の意味も込めて考えてほしいと思います。結局は、その教員の人権意識に依るものです。
留意点としては、ICTモラルについて必ず取り扱うことです。ここでは詳細について述べませんが、今やネット上での誹謗中傷などは社会問題となっています。ICT機器を扱う時のルールは学校でも家庭でも必ず厳守してください。